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加倉井 正和

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第263回 サンタクロースは実在する!

2025/12/23

毎年この時期にソワソワする人は、クリスマスが理由かも。
子どもの頃は、クリスマスプレゼントを貰い、1週間後にお年玉を貰えるという超ボーナスステージ。
その周辺に誕生日があったら、どうなってしまうのかなんてことも考えたりしました。
そんなクリスマスに関してですが、ここで朗報です。

なんと、サンタクロースは実在していました。

実際に公認されたサンタクロースが世界に120人ほど存在しているようです。
女性も40名いるとか。

公認しているのは、1957年に設立されたグリーンランド国際サンタクロース協会。
グリーンランドに住む長老サンタクロースの補佐をする目的で、クリスマスに自宅ですごすことができない子どもたちのため、クリスマスより一足早く福祉施設・小児病棟などを訪問します。

サンタクロースになるための条件は、
・体重が120kg以上あること(衣装や装備の重さも含む)※女性の体重制限はなし
・自宅から試験会場までサンタクロースの正装で移動すること
など

試験内容は、
・プレゼントの入った大きな袋をかついで50mを全力で走る
・高さ約3m・直径120cmの煙突に登って家の中に入る
・用意されたジンジャークッキーを完食
・「HoHoHo(ホーホーホー)」(サンタクロース後)で宣誓文を読む(話す)
など

これらの厳しい試験に合格すると、公認サンタとして認められます。

1998年には、日本人初の公認サンタクロースが誕生しました。
その方は、パラダイス山元さん。
その年は、9人が受験してパラダイス山元さんのみが合格したようです。

そんな、子供たちに人気のサンタクロース。
実は驚くほど志願者は少ない。
その理由は「報酬ゼロ」であるというところ。

サンタクロース協会の理念は「すべての子供たちにサンタクロースを」。
クリスマスプレゼントをもらえない子供たちが笑顔になる活動を行っています。
サンタクロースを見るとみんな笑顔になります。

パラダイス山元さんは、
日本の子どもたちには「クリスマスは無条件に『高価なプレゼントをもらえる日』と思っている子も多いでしょう。でも、北ヨーロッパではサンタのためにクッキーを焼いたり、手紙を書いたりします。心をこめてサンタをむかえ入れる日だということも知ってほしい」。
と話しています。

プレゼントを貰えるのが当たり前ではなく、
プレゼントをくれる人が存在していることに感謝することも大切ですね。

貰うだけでなく、感謝の気持ちを伝える機会。
ビジネスにもそんな機会があるかもしれませんね!

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