「コミュニケーションのチカラで世界を変えること。」
そんな夢を抱き、1985年7月にスタートした会社があります。
世の中ではまだ「PR」という言葉が耳慣れない時代に、小さなワンルームマンションの一室で、「その会社」は生まれました。
そこから、誰にも負けない好奇心と度胸を頼りに無我夢中で走り続けた「その会社」には、気が付けば、周りにはたくさんの仲間たちが集まっていました。
いつの時代も「その会社」を支えてきたのは、たくさんの方々の手助けと、「たのしいさわぎをおこしたい」という想いだったそうです。
「その会社」は、今では「東証一部」に上場を果たし、クリエイティブやブランディング事業のみならず、飲食事業なども含め、グローバルで活躍する会社へと成長しているのです。
私が「その会社」の存在を知ったのは、1993年。
日本ではJリーグが生まれ、プロサッカー選手への注目が高まりはじめた頃。
「前園真聖」さんとのマネジメント契約を機に、サッカー選手を中心としたアスリートのマネジメント事業に注力しだしたのが、その会社でした。
そして、3年後の1996年には、「中田英寿」さんのマネジメント契約が結ばれ、彼の活躍と共に一気に、その名を知らしめていったように感じます。
創業者の次原悦子さん(現・グループ代表)と中田さんが出会った頃は、それぞれが29歳と19歳。
19歳の青年は「サッカーしか知らない大人にはなりたくない。サッカーをやっている間に、未来に通じる有形無形の財産を作りたいんだ」
そう語っていたようです。それが二人が初めて出会った日の会話だったとのこと。
そんな二人がついに、フィールドをビジネスの世界に移し、同じチームで戦っていくことを宣言したのです。
10/1付けで、その会社「サニーサイドアップグループ」の執行役員に就任する中田さん。
今や旅人と言えば「松尾芭蕉」に続いて「中田英寿」などとも言われるくらいの中田さんが感じとっている日本の価値や精神は、日本再生、日本創生プロジェクトにも活用できるでしょうし、また、彼のグローバルでの人脈や経験値も活かすことができるのでしょう。
「たのしいさわぎで世界を変える」という、二人の夢が大きな夢へと変わっていき、それを思いっきり楽しむのでしょうね。
Forza!!ヒデ!!