先週、先々週に引き続き、サッカーのA C L Eの話題です。 応援していた川崎フロンターレは残念ながら決勝戦で敗退しましたが、堂々の準優勝。
完全アウェイ、中2日での連戦など、恵まれた状況ではありませんでしたが、
強敵を相手に最後まで立ち向かう姿に心打たれました。
来年こそリベンジを、と思いたいところですが、
川崎フロンターレは来年のA C L Eへの参加資格はありません。
少なくても今年、Jリーグで2位以内に入るか、天皇杯で優勝しないと、
再来年の大会への参加資格は得られません。
また資格を得ても東アジアの強敵との予選を勝ち抜かないと決勝トーナメントには行けません。
それほど難しいアジアの頂点。
さらにサウジアラビアでの集中開催が決定している上、
サウジアラビアのチームの豪華な面々は変わらないので、
川崎フロンターレをはじめJリーグのチームがアジア王者を獲得する難易度は高いままです。
ですが、決勝を戦い終えたフロンターレの選手たちのコメントに、
組織としては戦って勝つことができたが、
個の部分では大きな違いを感じたし、個の部分をどう伸ばしていくか、
今後の課題も明確になった、
というのがありました。
確かに圧倒的なスキルを持つ世界的に有名な選手たちを相手に劣勢になりながらも、
最後のところで踏ん張って得点を奪わせない。
一人で対応できなくても二人、三人と連携して守ることでピンチの目を摘む。
相手のストロングポイントを抑えて自由にさせないなど、
Jリーグで当たり前となっている対策を徹底的に行い健闘していました。
このコメントを聞いた日本代表の森保監督も、非常に参考になったと答えていました。
俊敏性、持久力、戦術徹底性、真面目さなど、
現在持っている日本チームの強みをさらに磨くとともに、
チームを構成する個それぞれが一段でも二段でもレベルアップすること。
これが未来にとって必要であることを示してくれたと思いますし、
会社経営、組織構築についても応用できる考え方だと思いました。
社員個々人の能力値をいかに高められるか。
また個々の能力をカバーする組織力をいかに発揮するか。
自社の運営にも活かしていきたいと思います。