非合理だからこそ価値がある─年末の挨拶回りで改めて思ったこと
2025/12/21
年末になると、日頃お世話になっている企業へ挨拶に伺う機会が増えます。
ここ数年、コロナをきっかけに訪問の回数は減り、会食の機会もほとんどなくなりました。
電話やメール、オンライン会議が中心となり、「直接会う」こと自体が特別なものになったと感じます。
それでも、年末の挨拶として実際に足を運び、面と向かって話をしてみると、改めて気づかされることがありました。
足で稼ぐ情報は、「質の高い情報」
「電話で話していたあの件、そういう背景があったんですね」
「メールでもらっていたあの話、実はここにつながっていたんですね」
そんな言葉が、自然と口をついて出てきます。
これらは、事前に質問を用意していけば引き出せる情報、というものではありません。
雑談の中で、空気感や表情、言葉の選び方を通じて、少しずつ浮かび上がってくる情報です。
こうした情報は、ネット検索ではまず出てきません。
SNSにも載らないし、資料にも書かれていない。
ある意味とても古臭く、非合理で、時間も手間もかかるやり方です。
それでも、現地に行かないと触れられない情報が確かに存在します。
そしてそれは、仕事を進める上での判断を大きく左右する「質の高い情報」であることが多いのです。
非合理、だからこそ意味がある
効率だけを考えれば、電話一本、メール一通で済ませる方が合理的かもしれません。
しかし、直接会いに行くことで得られる情報や信頼関係は、数字や工数では測れません。
「なぜその判断になったのか」
「今、何を一番大切にしているのか」
そういった本質的な部分は、やはり人と人が向き合ってこそ見えてくるものだと感じました。
時代はどんどん便利になります。
それでも、「会いに行く」「現場に行く」という行為の価値は、むしろ高まっているのかもしれません。
年末の挨拶回りを通じて、改めて情報は足で取りに行くものだという、当たり前だけど忘れがちなことを実感した年末でした。
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