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岩田 慎太郎

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第6回 推理ゲームでロジカルシンキングを鍛えよう!

2022/01/10

ビジネスにおいて、ロジカルシンキング(論理的思考)は必須要素といっても過言ではないでしょう。
営業においても、マネジメントにおいても、管理部門においても、ロジカルに考えて結果を導き出したり、仕事においての最適解を生み出すのに必要なのが、このロジカルシンキングです。

ドイツゲームの中には、このロジカルシンキングを鍛えることができるゲームも存在します。
かつてテレビで放映されていた「ヌメロン」という番組をご存知でしょうか?
1対1で行う数字当てバトルゲームを芸能人が対戦していく番組で、ルールとしては下記の通り。

①それぞれのプレイヤーが、0-9までの数字が書かれた10枚のカードのうち3枚を使って、3桁の番号を作成する。
カードに重複は無いので「550」「377」といった同じ数字を2つ以上使用した番号は作れない。

②先攻のプレイヤーは相手の番号を推理してコールする。
相手はコールされた番号と自分の番号を見比べ、コールされた番号がどの程度合っているかを発表する。
数字と桁が合っていた場合は「EAT」(イート)、数字は合っているが桁は合っていない場合は「BITE」(バイト)となる。
例として相手の番号が「765」・コールされた番号が「746」であった場合は、3桁のうち「7」は桁の位置が合致しているためEAT、「6」は数字自体は合っているが桁の位置が違うためBITE。EATが1つ・BITEが1つなので、「1EAT-1BITE」となる。

③これを先攻・後攻が繰り返して行い、先に相手の番号を完全に当てきった(3桁なら3EATを相手に発表させた)プレイヤーの勝利となる。

このように、ヒントをもとに数字を当てたり、犯人を当てたりしていくゲームのことを推理ゲームと呼びます。

現在販売されている代表的なドイツゲームとしては、「タギロン」や、「ドメモ」が有名です。
タギロンルール動画:https://youtu.be/LW5Hh7QaLFg
ドメモルール動画:https://youtu.be/1x5LEDuazQE

ロジカルシンキングは人によって得意不得意があるように見受けられますし、苦手な方はその苦手意識から、そのスキルを鍛えることを敬遠しがちです。

しかし、全ては
A=Bである。
B=Cである。
ということは、A=Cである。
という基本的な考え方の応用にすぎないので、実は誰しもがロジカルシンキングはできるのです。

何だか難しいように感じてしまったり、複雑に考えすぎてしまうので苦手意識がわくのです。
しかし、このスキルがボードゲームを通して楽しく身につくのだとしたらどうでしょうか?

ロジカルシンキングに苦手意識を持っている方は是非とも、このような推理ゲームを通して楽しく鍛えていただければと思います。
5回ほどプレイした後にはもう、あなたはきっとロジカルシンキングマスターになっているはずです!