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星 寿美

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第215回「え、伝えたのに…」と思ったら、こう考えよう!

2025/06/16

「こんなに丁寧に説明したのに、どうして伝わってないの?」
そんなふうに感じたこと、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
私は、しょっちゅうあります(笑)

資料も送った。
口頭でも説明した。
確認の時間も取った。

それでも、なぜか…まったく伝わってない。
さらに驚くことに、全然違う行動をされてしまったりして。

「いや、なんでそうなるの!?」「え、もしかしてバカなの?」なんて、つい心の中でつぶやいてしまう。
そんな自分にまた、ちょっと自己嫌悪。
特に、20人中19人には普通に伝わっていたとしたら、最後の1人に対しては、「なんで伝わらないの?」とイラッとくるのは自然なことかもしれません。
でも、こういうとき、私はふと立ち止まってこう思うようにしています。

実は、お互い様

私たちは、育ってきた環境も違えば、普段使っている言葉も違います。
過去の経験値や価値観はバラバラ。
どれだけ懇切丁寧に説明したつもりでも、相手の中で「意味がすり替わって」伝わってしまうことは、実際よくあります。

それって、もう本当に『お互い様』なんですよね。
私自身も、きっと誰かに、
「え?なんでそう受け取ったの?」って思われてる瞬間があるはず。
そう思えたら、一瞬イラッとしても切り替えられます。
そして、私は、こんなとき、たとえば、こんなふうに伝えます。

―――――
もし、説明が足りなかったとしたら本当に申し訳ございません。
していただいた行動は活かせますので、ショックを受けなくとも大丈夫です!
今からでも、まずは○○を完成させましょう!

まずは、○○を完成させること、しっかりお伝えしているつもりでしたが十分に伝わっていなかったこと、本当にごめんなさい。

文章で、十分説明されている通り〜〜〜していただけると幸いです。
よろしくお願いします。
―――――

ポイントは、「謝る」「安心させる」「今後に目を向ける」。
たとえ自分には落ち度がなくても、「もしかしたら説明が足りなかったかもしれません」と伝えることで、相手の防衛本能がスッと溶けます。

間違っても「説明しましたよね?」とは言わない!

「ちゃんと説明しましたよね?」
「メールに書いてありましたけど?」

たとえ100%こちらが正しくても、こんな言葉を使ってしまうと、相手の心は一気に閉じてしまいます。

目的は「正しさを証明すること」ではなく、「仕事をスムーズに進めること」のはず。
だからこそ、イラッとしたその瞬間にこそ、自分の器が試されるのだと思います。

人と関わる以上、「伝わらなさ」と向き合う瞬間が何度もあります。
でも、そんなときほど寄り添う力が大きな違いを生みます。

・イラッとしたら「お互い様」
・伝わらなかったら「こちらの伝え方を見直そう」
・そして、否定ではなく、安心と未来をセットで返す

この3STEPで、信頼関係が深まり、仕事がスムーズに進みます!

「なんで理解できないの?」と思ってしまうと、こちらのストレスになるけれど。お互い様で寄り添えば、ストレスにもならず、仕事も進む!だから、謝ってしまうのも、自分のため、なんです。

当たり前にできている人はこの記事は必要なかったかもしれません。
でも、相手に対して「なんでこの人こうなの?」ってストレスを感じている方には、重要な3STEP。
私もまだまだ、ここから精進します!

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