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岩田 徹

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第11回 希望の力

2021/02/26

2021年2月21日に開催された競泳の東京都O P E N。
女子50メートルバタフライで池江璃花子選手が25秒77で優勝。

この記録は今季の日本ランキング1位であるとともに、日本学生新記録も更新。
素晴らしいの一言です。

東京都で一番。
水泳に限らずどんなことでも東京都で一番を取るのは至難の業。

彼女にとっては一つの通過点でしかないとは思いますが、それを成し遂げた池江選手に拍手を送りたいです。

思い起こせば2年前、東京五輪でも金メダルを有力視されていた池江選手に突然襲い掛かった病魔、急性骨髄性白血病。

大きなニュースとなったのは記憶に新しいと思います。
「思っていた数十倍、数百倍、数千倍苦しい。」という言葉を残していた闘病生活。
大きな苦難を乗り越え退院し、水泳へ復帰。

一回りも二回りも小さくなった体で一生懸命泳ぐ姿に、以前にも増して応援したい気持ちは強くなっていました。

その池江選手が2020年7月に国立競技場で発した言葉が印象的でした。
「逆境から這い上がっていく時には、どうしても希望の力が必要だということです。
希望が遠くに輝いているからこそ、どんなに辛くても前を向いて頑張れる。
私の場合、もう一度プールに戻りたい。その一心でつらい治療を乗り越えることができました。」

池江璃花子選手をこれからも応援し続けたいと思います。

〜中小企業の採用・育成のヒント〜

人生、いい時もあれば悪い時もあります。
「いい時に驕らず、悪い時に腐らず」と尊敬する経営者の方から教えていただきました。

また、
「苦労が多いから辛いのではない。夢がないから辛いのです。」とも教えていただきました。
会社や組織や個々人が、遠くに輝く希望の光を見出した時、とてつもなく大きなエネルギーが生まれます。

大小関係なく、自身にとっての希望の光を見失わないことが大切だと思います。