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高松 秀樹

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第259回:「創造 貢献」を体現するカシオ

2025/11/29

先日行われた「カシオワールドオープン」で、元プロ野球選手・松坂大輔さんの出場が大きな話題となりました。
プロゴルフの公式戦に初挑戦という「異例のチャレンジ」は賛否を呼びましたが、初日に4バーディーを奪う健闘を見せました。
プレッシャーの中で放たれたティーショットには、長年第一線で戦ってきたアスリートとしての気迫が宿っていたように思います。(残念ながら、2日目に途中リタイアとなりましたが、大健闘だったと感じます!)

この舞台を提供したのは、大手電機メーカーの「カシオ計算機」です。
1981年から続く「カシオワールドオープン」は、単なるスポンサー活動にとどまらず、スポーツ文化を育み、新たな可能性を示す場として機能してきました。
1998年にはタイガー・ウッズ選手、2005年にはミシェル・ウィー選手が出場し、常に話題性と挑戦を内包する大会として知られています。

カシオの社是「創造 貢献」は、「世の中になかったものを創造することにより社会に貢献する」という理念を示していますが、松坂さんのゴルフ参戦も、まさに“前例のない挑戦”であり、企業としての姿勢がにじみ出る取り組みだったと言えるでしょう。

単に製品を生み出すだけでなく、人々に新たな視点と体験を提供する。

カシオが松坂大輔さんという象徴的存在を通じて発信したメッセージは、ビジネスの文脈においても多くの示唆を含んでいます。
変化の時代において、挑戦することそのものが価値となる。
そうした企業の姿勢が、一打の重みに現れていたように感じたのであります。

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