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金山 正明

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量子コンピュータの可能性と、変化し続けるIT業界への期待

2025/12/14

先日、協業企業の経営者の方とお話しする機会があり、その中で「量子コンピュータの可能性」が話題に上がりました。
世界的に研究・投資が加速している分野ですが、私たちが日々向き合っているIT業界では、注目技術の移り変わりのスピードは非常に速く、その波は常に押し寄せてきます。
量子コンピュータは、従来のコンピュータでは処理しきれないような膨大な組み合わせ問題や複雑な最適化、化学シミュレーションなどで大きな可能性を秘めています。
物流最適化、医療、素材開発、金融リスク分析など、ビジネス領域での応用も期待されています。

しかし、新しい技術が本当に定着するかどうかは未知数です。
これまでも、時代の注目を浴びながらビジネスとして花開くまでに長い年月を要した技術もあれば、そのまま消えていったものも数多く存在します。
現在はAIが大きな注目を集め、実際にビジネスへの導入も進んでいますが、10年後、20年後のIT業界がどうなっているかは誰にもわかりません。
それでも、技術が社会やビジネスをどのように変えていくのか、そしてその変化が私たちの提供価値や働き方にどんな影響を与えるのかを考え続けることはとても重要だと感じています。

日本発の技術への再評価と期待

会話の中で、“テクノロジーをリードし続けているのはアメリカであることは事実だが、日本という国は本当はITが得意なんじゃないか” という話題にも触れました。

たしかに、現代のIT業界の主役はアメリカの企業が中心です。
しかし振り返ってみると、日本は世界に誇れるテクノロジーや発明を数多く生み出してきました。
例えばQRコード(デンソーウェーブ)や世界中のディスプレイ・照明を一変させたLED、現代社会のスマートフォン・EV・PCの基盤を支えるリチウムイオン電池(ソニー)、 現在のスマホ文化の原点となった世界初の商用カメラ付きケータイ(シャープ)など。
こうした実績を見ると、“日本は本当はテクノロジーの土壌を持っている国だ” と実感します。

これからの時代、AI や量子コンピュータ、ロボティクス、次世代通信など、さまざまな領域で再び日本発の技術が世界をリードしていく可能性は十分にあると感じています。
私自身、日本企業の技術力に大いに期待していますし、協業やプロジェクトを通じてその成長に関わっていけたら嬉しく思います。

今後も進化し続けるテクノロジーを楽しみにしつつ、現場で本当に価値を生むものを見極めながら、企業として最適な形で取り入れていきたい。
そして、世界だけでなく日本発のイノベーションにも注目しながら、次の10年・20年を見据えていきたいと考えています。

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