HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

長谷川 満

ホーム > 長谷川 満 > 記事一覧 > 第274回 がむしゃらにも“質”がある。遠回りする暇はない!

第274回 がむしゃらにも“質”がある。遠回りする暇はない!

2026/03/11

「がむしゃらに頑張れ」

多くの企業で昔から使われ、
もしかしたら今でも、
使われている会社は
少なくないかもしれません。


仕事に対して真剣に向き合い、
懸命に努力することは、
成長のために必要な要素です。


しかし、人事の現場で
多くの社員を見てきた中で感じるのは、
「がむしゃら」にも
質の違いがあるということです。


ただ目の前の仕事をこなすことだけに集中し、
何も考えずに行動し続ける。


これは一見、
努力しているように見えますが、
成果に結びつかないことも
少なくありません。


例えば営業であれば、
とにかく件数を増やすことだけを
目標にし、
誰に何を提案するのかを考えずに
訪問を繰り返すケースです。


この場合、行動量は多くても、
成果は伸びにくい場合が多いでしょう。


一方で、成長し続ける人は、
同じ「がむしゃら」でも、
その前に必ず考える時間を持っています。


誰に価値を提供するのか、
何を目標にするのか、
どうすれば最短で成果にたどり着けるのか。


目的と戦略を明確にした上で
行動するからこそ、
努力が結果に結びつきます。


つまり、
成果を生む人の「がむしゃら」は、
設計された行動なのです。


仕事の本質は、
忙しくすることではありません。
成果を出すことです。


行動量は
成果を出すための手段であって、
目的ではありません。


多くの企業で見られるのは、
「頑張っていること」が評価され、
「成果を出すための工夫」が
見過ごされているケースです。


しかし、これからの時代に求められるのは、
長時間働く人ではなく、
最短距離で成果を出せる人材です。


経営の視点で見ても同じです。


少ない時間とコストで
成果を出せる組織は、
生産性が高く、
持続的に成長します。


そのためには、
社員一人ひとりが、
ただがむしゃらに動くのではなく、
「考えてから動く」
という習慣を持つことが重要です。


そして企業側も、
「量」ではなく
「質」を評価する文化を
つくる必要があります。


人材育成においても同様です。


ただ経験を積ませるだけではなく、
なぜその行動をするのか、
どのような意図があるのかを
考えさせることが、
成長を加速させます。


思考と行動が結びついたとき、
初めて努力は価値を持ちます。


がむしゃらに働くこと自体が
悪いわけではありません。


しかし、
何も考えずに遠回りを続ける余裕は、
いまの時代にはありません。


目標を定め、
戦略を持ち、
その上で全力で行動する。


それこそが、
“質の高いがむしゃら”であり、
成果を生み出す人材の共通点なのです。



【社外人事部長メディア】
●Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1770960655

●LINE公式アカウント[登録特典あり]
https://lin.ee/IYeGyQU

●社外人事部長紹介動画
https://youtu.be/AsjzVhsZRwE

●社外人事部長オリジナルソング
https://youtu.be/dASo24-9x2o?si=Ikwxp_24oyaJLzwG

最新の記事
アーカイブ