先日、3年ぶりに尊敬するメンター(と勝手に感じていた)のセミナーに参加しました。
感謝を伝えたくて。
そして、その場で恩返しもしたくて。
その方の発想をきっかけに、私は、自分の経験を元に『独自のコンテンツ』をつくることができて、ビジネスも大きくスケールしました。
だから感謝しかない。
そんな思いで、久しぶりに席に座ったのですが…
3年前は響いた言葉が、今回はどこか遠く感じました。
「みんな、こんなこと考えてないでしょ?」
「みんな、そこで困っているでしょ?」
確かに、そこで悩んでいる人には響く言葉です。
ただ、私には…
理由は、『私がもうターゲット層ではなくなっていた』という、ただそれだけのこと。
同じように、経営者やリーダーとして組織を育てていると、こういう瞬間が必ずあると思います。
かつて腑に落ちた言葉が、ある日突然、手応えなく通り過ぎていく。
その感覚…、実は成長のサインかもしれません。
帰り道、ふと思いました。「この違和感、何だろう?」
答えはすぐに出ました。
私が大切にしていること。
それは、講師が答えを教えるのではなく、参加者同士がお互いの言葉で気づき合うこと。
一人ひとりの持っているものを生かし合い、想定以上の成果をみんなで出す。
そんなグループダイナミクスを起こすこと。
その違和感は、私自身がそこを大切にしているからこそ生まれたものでした。
「超える人材」が育つ組織をつくる
私が開催する講座の特徴は、『講師である私を超える人たちが集まっている』ということ。
もちろん、ある部分においては私の方が格段の成果を出せています。
でも、それはある部分においてだけ。
だから「私の正解」を押しつけるより、一人ひとりの発想や実践を引き出して、その化学反応を楽しむ。
そこに、予想もしなかった成果が生まれます。
これは組織づくりにも同じことが言えると思います。
リーダーを超える人材が育つ環境こそが、組織を強くする。
そのためにリーダーに求められるのは、答えを持つことではなく、メンバーの力を引き出す関わり方ではないでしょうか。
自走組織を取り入れた組織には、自然とそんな関わり方ができるリーダーが育つ仕組みがあります。
そうせねば!と考える必要も、そうなるように!とコントロールする必要もない。
お互いに刺激しあって成長し合える、そんな関係が構築できるように設計されています。
今回の違和感は、私が心から大切にしている『想い』と『実践』を顕在化し再確認するきっかけになりました。
だから、違和感をくれたメンターに、改めて感謝。
あなたがいたから、今の私の軸がある。
その違和感が、自分の成長を教えてくれました。
あなたの組織にも、そんな成長に気づく「違和感」が生まれていますか?