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加倉井 正和

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第40回 学びを活かす②

2021/09/14

前回の続きになります。

研修メンバーの開始時の状況としては、

・面倒くさいオーラがプンプン
年齢や役職があがると、そんなオーラを纏っている方もいますが、
今回は入社5年目社員、まだそのオーラを醸し出すには早すぎます。

・とにかく興味がない
研修自体もそうですが、一緒にいる会社のメンバーにもまったく興味を示しません。
覇気が感じられないというか、まったくの無表情です。

などの状態です。

よく研修の開始時には、緊張や不安、自身の業務が遅れることなどから、
受講に前向きでない人を見受けられる場合があります。

ですが、私はそんな状況は嫌いではありません。
むしろ大好物です。

そんな受講メンバーが、
プログラムを通してどのように変化していくかも
ファシリテーターとしての楽しみのひとつです。

アイスブレイクの初めは、
ゆっくりとメンバーと関わることから進めていきました。

同期とは限りませんが、年齢が近いメンバーですので、
共感点や共通点などを発見するアクティビティを使って
徐々に距離を縮めていきます。

相手を知ることも重要ですが、
自分を知ってもらう為に起こした行動が
何だったのかを理解ことにも繋がりました。

コミュニケーションの基礎、
相手の壁を下げるのではなく、
自分の壁を下げてみる。

研修では出来た行動、
仕事中には行動できていない。
やっていない。

そんな行動に気づきながら、
グループ活動へと移っていきます。

次回へ続く