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高松 秀樹

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第135回:1億4千万超え商材の登録

2023/07/15

「カシオ計算機」が誇る、大人気腕時計「G―SHOCK(ジーショック)」の「初号機の形状」が商標登録されました。

1983年に発売された「初号機」は、高い耐久力で人気を集め、シリーズの「累計出荷数」は「140カ国以上:1億4千万個」を超えており、同社によると、「文字を含まない立体商標の登録」は腕時計としては世界初の試みとのこと。

形状で登録されるのは「立体商標」と呼ばれますが、初号機の「独特のデザイン」を商標登録することで、他社商材と区別することができ、「模倣品対策」が強化されるようです。

他の「立体商標」の有名どころでは、「不二家」のキャラクター「ぺこちゃん」や、「明治」のチョコレート菓子「たけのこの里」などもありますが、それぞれが「ブランド」としての地位を確立していますが、「1億4千万個」を超える販売実績がある「初号機の形状」も同様に認知されているのですね。

私のような昭和世代からすると、1990年代、国内外で爆発的なヒットを呼んだ「G-SHOCK:DW-5600」通称「スピードモデル」が特に親しみがありますが、当時は、「アイスホッケーで弾かれても壊れない!」というCMも話題になりました。

「あんな衝撃で本当に壊れないの?」と多くの方が疑問に思ったものですが、実際にアメリカでは「誇大広告では?」と問題にもなり、「カシオ」は同条件のシーンで「検証」し、本当に壊れなかったことを「証明」したことで、世界中が「Made in Japan」の品質に驚愕したエピソードもあります。

週末、久しぶりに「スピードモデル」を身につけて、スポーツクラブにでも出かけてみたいと思っております!