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塩崎 真士

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第64回 転職が当たり前の時代だからこそ定着率を上げる

2024/11/01

前回は、女性が活躍する企業が持っている魅力と、
女性が活躍することでもたらされるメリットについてお話ししました。

そのメリットに、優秀な人材の確保があることをお伝えしました。
昨今、どの企業も人手不足。人手不足で倒産する企業も増えています。
企業存続のためには、人が絶対に必要ですし、入った人に定着してもらうことが
大事です。
今回は、定着についてお話ししていきます。


今は転職が当たり前の時代。だからこそ、誰も辞めない企業にして、
定着率を上げた方がメリットは大きいです。
定着率が高い会社には、このようなメリットがあります。

◎経験豊富な人がたくさんいる
会社のことをよく知っている人がたくさんいると、仕事がスムーズに進みます。

◎チームワークが良い
一緒に長く働く仲間がいるとチームワークが良くなり、協力し合うことができます。

◎会社のノウハウが蓄積される
先輩から後輩へと、会社のノウハウが引き継がれていきます。
ノウハウはお金に換えることができない大きな財産です。

◎採用コスト削減 
新しい人を雇うための費用がかからなくなります。

◎愛社精神が生まれる
長く働くことで、愛社精神が生まれ、より一生懸命働こうという
気持ちになります。


では、どうすれば定着率が上がるのでしょうか?

まずは、働きやすい環境を作ることが大事です。
たとえばこのようなことです。

◎働きやすい環境を整える
快適な職場環境、ワークライフバランスを重視するなど、
働きやすい環境を整えることで社員の満足度を高められます。

◎やりがいのある仕事を任せて認める
自分の仕事が社会に貢献していると感じられるように、
一人ひとりの仕事に意義・意味を持たせ、任せて認めることが大事です。

◎キャリアアップの機会をつくる
社員が成長できるような機会を積極的につくることで、
会社で長く働こうと思ってもらえるようになります。

◎コミュニケーションを大事にする
上司と部下、同僚同士のコミュニケーションをよくすることで、
お互いを理解し、協力し合える関係性を築くことができます。

◎社員の声に耳を傾ける
社員の意見を大切にし、改善に繋げることで、自己肯定感が得られます。


人材の定着率向上は、とても重要なことです。
社員が安心して長く働けるような環境を作ることで会社の成長に繋がり、
社員一人ひとりの幸せにもつながります。