「この仕事、必要だったっけ?」
そんなふうに、ふと疑問に思うことはありませんか?
実は、私たちの働く現場には、
意外とたくさんの“ムダな仕事”が潜んでいます。
そして、ムダな仕事は、
どんな業種・職種でも、
どんなに真面目な組織でも、
必ず発生しています。
特に、旧態依然とした組織風土の中では、
「昔からやっているから」
「前任者がそうしていたから」といった理由で、
疑問も持たず続けてしまっている業務が
意外と多いものです。
そして厄介なのは、
真面目な人ほど、
優先順位の低い仕事にも
全力で取り組んでしまう傾向があることです。
言い換えれば、
「ムダな仕事を、ムダだと気づかず、
真面目にやってしまう」のです。
では、効率よく、成果を出している人は、
どうしているのか?
それは、
「自分にとって本当に優先順位の高い仕事は何か?」を
明確に把握していることが大きな違いです。
そしてそのためにはまず、
自分自身の業務を“見える化”しているのです。
業務の見える化とは、
例えば以下のようなアクションです。
・1日の業務を細かく棚卸して書き出す
・それぞれの業務に「時間」と「目的」「重要度」を記入してみる
・「成果に直結する業務」「誰かに任せられる業務」「そもそも不要な業務」に分類してみる
これをやってみるだけで、
自分がいかに“なんとなく続けているだけ”の仕事に
時間を使っているかに気づくはずです。
社外人事部長の現場でも、
業務の見える化によって、
組織の非効率な仕事や
属人化していた作業が明らかになり、
ムダな仕事を手放せるようになった
事例は数多くあります。
結果として、
チーム全体の動きも軽くなり、
成果も出るようになります。
だからこそ、
ムダな仕事をなくす第一歩は、
「自分の業務を見える化すること」。
仕事ができるようになるとは、
要するに「やらないことを決めること」でもあるのです。
仕事ができる人の第一歩は、
「やらないこと」を決めること。
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