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第238回 経営者が求める『研修講師』は、ここが決定的に違う

2025/12/15

企業研修の現場に立っていると、はっきりと分かれるものがあります。
それは、「何年も契約が続く講師」と「一度きりで終わる講師」

この差は、話が上手いかどうかでも、スライドが洗練されているかでもありません。
実は、多くの経営者が講師選定のときに見ているポイントは、もっとシンプルで、もっと本質的です。それは、

「この人は、会社の内側に入る覚悟があるか?」

多くの講師は、無意識のうちにこう考えています。

「求められたテーマで研修をする」「時間内で、内容をしっかり伝える」「満足度の高いアンケートを取る」

もちろん、それ自体は大切です。
でも、それだけでは契約は続きません。
なぜなら、経営者が本当に欲しいのは、いい研修ではないから。

経営者が欲しいのは、会社が前に進むこと。数字が動くこと。
人が育ち、組織が変わること。

だから、直契約が増える講師は、「研修を納品する人」ではなく、「経営課題を一緒に解決する人」として会社に入っていきます。

私は、研修導入前の打ち合わせで必ず、こんな質問をします。
「御社が、今いちばん『痛い』のはどこですか?」
売上かもしれない。
離職かもしれない。
管理職の機能不全かもしれない。
この質問をすると、多くの経営者は、少し間を置いてから本音を語り始めます。

そして、ここからが本番です。
その「痛み」を、研修という枠の中でどう一緒に解決していくのか
人事担当者とも、管理職とも、何度も対話を重ねていくと、研修は、単なるイベントではなくなります。

研修が「経営支援」に変わる瞬間

研修が経営の一部として機能し始めたとき、現場には、こんな変化が起こります。

「次は別の部署でもお願いしたい」「幹部層にもぜひやってほしい」「このテーマ、継続的に見てほしい」

こうした声が自然と出てくる。
それは、講師が『外部の先生』ではなく、『伴走者になった』ということ。
成果を一緒に喜び、課題を一緒に抱え、未来を一緒に描く存在になる。
だから契約は続く。
価格ではなく、信頼で選ばれる

私が売っているもの

私は、研修を売っていません。
売っているのは、クライアントが「こうありたい」と願う未来です。

人が自ら動き、やらされ感なく成果が出る組織。
関係性が整い、数字も空気も良くなっていく会社。
その実現のために、研修という手段を使っているだけ。

最後に、ひとつ問いを。
あなたが今、提供しているのは「講座」でしょうか。
それとも「変化」でしょうか

変化を起こせる人は、どんな時代でも、必ず選ばれます。
もし、今のクライアントにもう一段、深い変化を起こしたい!
そう感じているなら、その答えは、ここにあります。

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