「ティール組織を導入したら、現場がメチャクチャになった。」
そんな声を聞いたことがあります。
「心理的安全性を意識して、否定しない場を作った。いい雰囲気にはなった。でも、数値は全然変わらない。」
こちらも、よく聞く話です。
ティール組織も、心理的安全性も、概念そのものは素晴らしい。
では、なぜ現場で機能しないのか。
問題は「概念」ではなく「どこから始めるか」
ティール組織が機能しなかったケースのほとんどは、本質を掴まないまま、形だけを真似したからです。
ティール組織に問題があるのではありません。
心理的安全性も同様です。
「否定しない場を作る」という型だけをなぞると、ふわっとした雰囲気は生まれます。
でも、それだけ。
むしろ「否定しない場」は、私は一番怖いと思っています。
表面上は穏やかでも、同調圧力が生まれやすい。
本音が言えない空気が、別の形で根を張っていく。
それは本当の意味での「安全」ではありません。
どちらの概念も、「外側の型」から始めようとしているところに、根本的な問題があります。
では、何から始めればいいのか。
答えはシンプルです。
一人ひとりが、自分との関係を見直すこと。
自分の感情を否定せずに、ありのままを受け取る。
その感情の奥にある、まだ言語化されていない本当に大切な思いや価値観を掘り起こす。
それを、言葉にして伝え合う。
感情を抑えるのでも、発散するのでも、スルーするのでもない。
「否定しない」という表面的な安全でもない。
自分を大切にするところから始めて、はじめてお互いを尊重し合える関係が生まれる。
これが、私たちが「自走組織」と呼ぶものの本質です。
自走組織とは、「やらされ感ゼロで数値達成」できる組織
自走組織は、こんな組織です。
会議では「やります!」と言いながら、陰で「やってらんねーよ」とつぶやく…、そんな『表面だけのやる気』とは、まったく違います。
一人ひとりが自分の感情と向き合い、本当に大切にしていることを言語化する。
それを組織の中で伝え合う習慣が根づくと、「会社の目標」と「自分の人生」が一致し始めます。
やらされているのではなく、自分がやりたいからやっている。
その状態が当たり前になった組織が、自走組織です。だから、数値がついてくる。
「自分との対話」が、組織を変える
心理的安全性もティール組織も、目指しているゴールは同じだと思っています。
一人ひとりが本音で動ける、生き生きとした組織。
ただ、そこへの道順が違う。
外側の型からではなく、自分との関係から始める。
自分を否定せずに対話を深めるところから始める。
それだけで、組織は本質的に変わっていきます。
100社以上の現場で、それを見てきました。
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