「Google」や「NASA」などが取り入れていることでも知られている「シエスタ制度」。
昼食後など、どうしても眠気が襲ってきてしまった時に、眠気と戦いながら仕事を進めることは、仕事の質を下げかねません。
あえて「昼寝(短時間の仮眠)」をすることで、生産性を高めることを目的とした「シエスタ制度」を導入する企業が国内大手でも増えているようです。
そんなタイミングで、オフィス用品大手の「イトーキ」と北海道の木材加工会社「広葉樹合板社」が「立ったまま寝る」仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を先日、発表しました。
発売予定は、年末年始にかかるようですが、この「立ったまま寝る!」というユニークさもあり、注目を集めています。
両社によれば、
・省スペース化を実現することができ、様々な場所での導入が可能
・通常、仮眠環境を用意するためには専用の仮眠室やパーテーション、ベッドといった設備を用意する必要があり、スペース確保やコストがかさむ
・「ジラフナップ」では約2畳分のスペースに設置するだけで、仮眠環境の導入が可能
・立ったまま仮眠することで「深く眠りすぎないため、素早く仕事にも復帰できる
様々なメリットがあるようです。
「自分のデスクで、座ったまま寝た方が楽だし、コストもかからないのでは?」
などと、高松は思ったりもしますが、シエスタ制度の「導入拡大」の流れに乗って生まれたユニークな商品の今後を注目してみたいと思うのです。