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星 寿美

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第130回 どうして教育に時間も労力もかけているのに育たないんだ〜!

2023/10/23

これまで、1000人以上の経営者やリーダーたちの悩みを聞いてきました。

・部下が思ったように動かない!
・もっと意見やアイデアを言ったり、積極的に仕事に取り組んでほしい!
・もっとスキルアップしてほしい!

などなど。
他にあるかもしれません。
例えば、こんな悩みがある時に、さて、どんな対策をしますか?
これらを解決するために、何をしますか?

この質問、今まで1000人以上の方々に聞いてきました。
すると、大抵はこの3つに集約されるかと思います。

1 【教育】研修・OJT・面談など
2 【条件】お給料などの見直しなど
3 【所属意識】理念やビジョンの徹底

大体、この3つの引き出しを用意しておけば、入っちゃいます。
いかがでしょうか?

では・・・

「じゃぁ、この3つの対策がわかっていて、実施されているんだったら、もう解決してるんですね?」

って聞くと・・・

う〜んって。

もちろん、改善したものもあるかと思います。
でも本当に結果に満足できていない。
さて、どうしたらいいのでしょうか?

成果につながらないカラクリ

実は、この3つをやればいい。
って信じているから、ここから抜け出せないでいます。
なぜ、思ったような成果が出ないのでしょうか?

それは、理想の形に当てはめようと、無意識のコントロールがある。
外側からのアプローチだからです。

「能動型になれ!」
「こうなれ!」
「あーなれ!」

って外側からコントロールするから、どんどん受動的になると言う、カラクリです。

でも、それは仕方がありません。
今までの教育が『正しい答え』があり、『理想の形』に教育する。
まさに、外側からコントロール。それしか知らないで育ってきているから。
ここを意識することもないくらい、前提となっています。

でも、これからの時代、必要な人材は、自ら答えを見つけ、成果を出せる人財ですよね?
これ、昔と今、どっちがいい悪いという話ではなくて、

高度成長期や安定期の時は、いうことをよく聞く社員が欲しかった。
だからその時代では最高の教育だったんです。
でも、もうとっくに時代は変わっています。

日々変化に対応したり、価値や答えをクリエイトしていく人材が欲しい。
なのに、教育が全く変わっていない、という状況です。
学校教育だけではなく人材育成も含めて、です。

最近ではやっと変わっては来ていますが、まだまだなんですね。

もうね、すごい経費も時間もかけて研修したりクレド作ったりして成果に繋がらないって悩んでいる社長がいました。

そう。関係の質があまりよろしくない状態で、どんなに何をしても成果って出ずらいんです。
逆に、関係の質をあげれば、ツールはなんであっても成果って出やすいってこと。

だから、これからの教育に必要な関わり方、
『ありのままを受容しあって、関係の質を高めることが大事。』

理論ではわかるけれど、どうしたらいいのか?
自社の場合はどうしたらいいのか?

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ちなみに、
私が思う『自走組織』の定義はこれです。

数値目標をチームで達成し、成果を共に喜び合う組織のこと。