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加倉井 正和

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第229回 乍ら(ながら)

2025/04/29

今回のタイトルは、「乍ら」。
「ながら」と読みます。

「テレビを見ながら食事をする」
「口にモノを入れながら話す」
「本当のことを知っていながら、嘘をつく」
などの使い方があります。

昨今、よく耳にするようになったワードとして、
「ながらスマホ」
があります。

来年の4月からは、自転車の交通違反に「青切符」が導入されます。

これまで、自転車指導や取り締まりでは、悪質性が低いものについては「指導警告」で対応し、交通事故に結びつくような危険な運転については、「赤切符」を交付して書類送検してきました。

自転車にも自動車や電動キックボードなどと同様の「交通反則通告制度」、いわゆる「青切符」を導入し反則金を設けることが去年決まりました。

「青切符」の対象は16歳以上。
これは、原付バイクなどの免許取得や、電動キックボードの運転ができる年齢で、最低限の交通ルールの知識があると考えられるためです。

自転車の違反行為に対する「青切符」の反則金額は、違反内容に応じて3000円から1万2000円となります。

○1万2000円
・スマホなどの「ながら運転」 

○6000円
・信号無視
・逆走
・歩道通行

○5000円
・イヤホン着用運転(必要な音が聞こえない状態で運転する行為)
・傘差し運転
・一時不停止

○3000円
・並んで走る行為
・2人乗り

来月5月24日までパブリックコメントを募集して正式に反則金額などを決定し、改正道路交通法は来年4月1日に施行される予定です。


仕事では、「ながら」業務をする場合がありませんか。

多忙で様々な業務をこなし「ながら」という状況もあり得ますよね。
そういった時に「ミス」が発生しやすくなります。

わかっていても、、、
そうなってしまう状況。

自転車も同じかもしれませんね。

今一度、自身の行動を考えるきっかけになるかもしれませんね。