「思考は現実化する」は本当なのか? 脳科学が明かす“引き寄せ”の仕組み
2025/07/13
「目標を紙に書くと現実になる」「願いを強く思えば叶う」
こんな話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
正直なところ、私はこういった話に半信半疑でした。
スピリチュアルっぽいし、なんとなく胡散臭い。
けれど、経営者の知人たちの多くが口を揃えて言うのです。
「本当に思考が現実になったよ」
果たしてそれは単なる偶然なのでしょうか?
私はこの謎を、自分なりに調べてみることにしました。
カギを握るのは、脳の「RAS(ラス)」
調べるうちに、スピリチュアルな文献から、信頼できる脳科学の情報まで幅広く目を通しました。
その中で、特に腑に落ちたのが「RAS(Reticular Activating System)」という脳内のシステムの存在です。
日本語では「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」と呼ばれるこのRAS、実は私たちの“認識する現実”を選び取るフィルターのような役割を担っているのです。
私たちは日々、膨大な視覚・聴覚情報のシャワーを浴びています。
でも、すべてを意識して覚えていられるわけではありませんよね。
たとえば、同じ道を歩く2人でも、片方はラーメン屋の看板に気づき、もう片方は求人広告に目が止まる。
彼らの「見える世界」が違うのは、RASがそれぞれに必要だと判断した情報だけを通しているからです。
つまり、「目の前にあるはずなのに、見えていない現実」が、私たちには山ほどあるということです。
願いが現実になる“科学的”な理由
では、どうすれば自分の理想や願いが「見える現実」になっていくのでしょうか?
答えはシンプル。
願いや夢を、無意識レベルで繰り返し考え続けること。
そうすることで、RASがその願いを重要な情報として認識し、日常の中で“願いに近づくチャンス”に気づきやすくなるそうです。
逆に言えば、RASがスルーしている情報は、あなたの現実には「存在していない」のと同じなんですね。
RASがフィルターとして機能し、夢に通じる情報を拾い始めても、最終的にそのチャンスを「行動に移すかどうか」は自分次第です。
つまり、「思考は現実化する」という言葉は、“脳の仕組み”と“行動の選択”が合わさった結果としての現象なのです。
願いを叶える力は、すでに人間の脳に組み込まれているんですね。
あとは、それを使いこなすだけ。
大事なのは、「見えるようになる」だけではなく、実際にそれを選び取って行動すること。
「思考は現実化する」って、案外脳の仕組みに沿った自然なことだったのかもしれません
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