HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

長谷川 満

ホーム > 長谷川 満 > 記事一覧 > 第265回 “言わなかった”で人が辞める時代 ―早期離職は情報ギャップが原因?

第265回 “言わなかった”で人が辞める時代 ―早期離職は情報ギャップが原因?

2026/01/07

新年あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします!

今年も、引き続き、
ハチドリのはねブログを
よろしくお願いいたします!


近年、中小企業における
人材の早期離職が増えています。


新卒社員もキャリア採用者も、
入社して数ヶ月で
辞めてしまうケースは
少なくありません。


なぜ人は
辞めてしまうのでしょうか?


人が辞める背景には
「情報ギャップ」
が大きく関係している
と考えています。


端的に言えば、
入社前に聞いていた話や
抱いていたイメージと、
実際の仕事や社内環境に
ギャップを感じることが、
早期離職につながるのです。


特に新卒社員の場合、
仕事の経験がないために
入社前の期待と現実の差が
大きくなりがちです。


このギャップを
少しでも減らすことが、
離職防止には欠かせません。


では、企業側は
どうすればよいのでしょうか?


多くの企業が陥りやすい罠は、
人材採用において、
「良いところだけ伝えれば、
応募者は入社してくれる」
という思い込みです。


もちろん、
自社の魅力を伝えることは大切です。


しかし、良い点だけで判断した応募者は、
入社後に現実との違いを
感じてしまうものです。


私が提案するのは、
あえて「弱み」を見せることです。


たとえば、
・まだ整備されていない制度や仕組み
・他社に比べて見劣りする待遇や条件
・現状の課題や改善が必要な業務プロセス


こうした事実を正直に伝えることで、
応募者は会社の現実を理解し、
納得感を持って入社できます。


結果的に、
情報ギャップを
減らすことができ、
早期離職のリスクも下がるのです。


もちろん、採用担当者にとって
「弱みを伝える」
ことは勇気が必要です。


採用人数の目標がある中で、
“少しでも人数を確保したい”
と思うのは自然な心理です。


しかし短期的に人を採用できても、
入社後すぐに辞められてしまえば、
採用コストも時間も
無駄になってしまいます。


結局のところ大切なのは、
入社前の段階で
「この会社で働きたい」
と応募者自身が
納得できる状態をつくることです。


応募者が会社の強みだけでなく
課題や現実を理解して入社することで、
ギャップによる失望感を
最小限に抑えられます。


これは長期的に見れば、
「採用コストの最適化」
にもつながります。


現代は、
「言わなかったこと」
がそのまま離職につながる時代です。


会社の良い面だけでなく、
課題や現状も正直に伝える――


このシンプルな行動が、
早期離職を防ぎ、
人材の定着率を高める
最も効果的な手段だと
私は考えています。



【社外人事部長メディア】
●Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1770960655

●LINE公式アカウント[登録特典あり]
https://lin.ee/IYeGyQU

●社外人事部長紹介動画
https://youtu.be/AsjzVhsZRwE

●社外人事部長オリジナルソング
https://youtu.be/dASo24-9x2o?si=Ikwxp_24oyaJLzwG

最新の記事
アーカイブ