サッカーJ3に所属している「大宮アルディージャ」の経営が「NTT東日本」から「レッドブル」に変わりました。
「翼をさずける」のキャッチコピーでお馴染みの大手飲料メーカーですが、野球やサッカーなどの主要プロスポーツにおいて、外資系オーナーが単独での経営権を持つのは「国内初」のことであり、スポーツ界全体にとっても大きな注目を集めていました。
すでに来季の「J2昇格」を決めている、そのチーム名が、来季からは「RB大宮アルディージャ」に変わることが発表されたのですが、
Jリーグでは創設以来、「チーム名に企業名を名乗れない」決まりがあり、初めて単独で経営権を持つ外資系オーナーが「チーム名をどうするか?」が注目されていましたが、「レッドブル」の「RB」がそのまま使われ、それがJリーグからも了解されたのだそうです。
今回、クラブが申請した「RB」は「Rasen Ballsport」の頭文字で、ドイツ語では「芝生の球技」を意味する造語という裏技。
「レッドブル」はドイツ1部ブンデスリーガでも同じく「RB」を頭につけた「RBライプチヒ」を傘下に置き、競合へと育てています。
翼を授けられた「大宮アルディージャ」がどこまで飛躍できるのか。今後が楽しみなのであります。