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金山 正明

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ビジョンがある会社、ない会社。その違いは“言葉”より“行動”に表れる

2025/11/02

先日、社員との会話の中でこんな話が出ました。
「○○社って、ビジョンがないんですよね。ただ利益を追求するだけで。」
その言葉を聞いて、改めて考えさせられました。
“ビジョンがある会社”と“ない会社”の違いって、いったい何だろう?
実のところ、私自身がこれまで社員に向けて「これが我社のビジョンです」と明確に掲げたことはあまりありません。それでも、有難いことに社員たちは「うちはビジョンを持っている会社だ」と感じてくれている。
これは経営者として本当に嬉しいことです。

「ビジョンがある」と感じるのは、スローガンではなく“一貫性”

多くの会社が理念やミッションを掲げています。
もちろんそれは大切なことですが、社員が「この会社にはビジョンがある」と感じるのは、きっとその言葉の立派さではなく、日々の判断や行動の一貫性だと思うのです。

たとえば、
目先の利益よりも、人を大切にする判断をしているか
無理な案件よりも、長く続く信頼関係を優先しているか
社員の挑戦を応援し、失敗を責めない文化を持てているか
こうした“価値基準の軸”が会社の随所ににじみ出ていると、社員は自然と「この会社にはビジョンがある」と感じるのだと思います。

ビジョンは「語る」より「伝わる」ことが大事

ビジョンを作ることも大事ですが、それ以上に大切なのは、社員が日常の中でそれを感じ取れる状態をつくること。
言葉で伝えるよりも、行動で示す。
経営者の判断基準や会社の姿勢を通じて「この会社は何を大切にしているのか」が伝わると、それが社員一人ひとりの行動の軸にもなっていきます。
ビジョンとは、立派な言葉を掲げることではなく、日々の判断ににじみ出るもの。
それが自然と伝わったとき、初めて「文化」として根づくのだと思います。
私たちはこれからも、言葉より行動で「何を大切にしている会社なのか」を示していきたいと思います。

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